☆男目線☆ 【完】
『あのっ竜也くん』


竜「竜也で良いよ。瑠羽」


竜也は前を向いたままポツリと呟いた。


『うんっ。竜也、俺達が一緒に住む日っていつからか聞いてる?』


瑠羽は首をコテンと傾げながら聞いた。


竜「一週間後らしいよ。」


『そうなんだっ。』


なんかクールだな〜。さすが王子様っ。(笑


でも会話が続かない……。


話題話題話題……。






竜「おぃチビ。」


っと思ったら王子様らしからぬお言葉が…。


竜「お前襲われないようにしろよ。」


竜也は私をチラッと見ると、また前へ向き直った。


『へ!?何で!?今男装してんじゃん。』


竜「ここ、ホモ多いから。」




……………………………。





『えぇえ!?』


ホモ!?


えーっと…それは男が男を好きという……。


世の中にはいろんな人がいるんだな……。






鈴木先生の後ろを歩きながら2人で話してると、あっという間に1‐Aに着いた。


―ガラッ


先生と竜也は教室に入り、「俺が呼んだら入って来い。」と鈴木先生に言われた。
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