☆男目線☆ 【完】
隼人は急に顔が真っ赤になった。


『隼人どうしたの?』


「お…お前が女の格好で…かなり可愛くて…笑ってきやがったから…って俺何言ってんだーーッッ」


隼人が意味の分からん事をぶつぶつ言って頭を掻いていた。


『大丈夫?(汗』


隼人の頭、おかしくなったのかな?


「もぅいいッッほら行くぞッッ」


隼人は後ろを向きながら私の手を引っ張った。


耳まで真っ赤になっている隼人が可愛くて、クスッと少し笑ってしまった。


隼人はロンTにデニムのジーパン、ゴツいベルト、その上にチェックのシャツを腰に巻いていた。


首元にはクロスのネックレスが光っている。


私は隣を歩きながら、いつもとは違う私服の隼人を眺めていた。






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