☆男目線☆ 【完】
『びっくりした…。』


「何が?」


『だって、隼人は女の人好きでしょ?』


「俺は誰でも良いってわけじゃねーの。それに……

そういうのはもう止めた…。」


最後の言葉は小さくてあまり聞き取れなかったが、隼人がほんのり頬を染め素っぽを向いた事には私には疑問だった。






繁華街を歩いてると、小さなオープンカフェが見えてきた。


「あそこに座ってるアイツ。」


そこには脚を組んで一人座ってる女の人がいた。


背が高くて美人なんだけど、少し気が強そうだ。


どう見ても20歳くらいの女性だ。
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