☆男目線☆ 【完】
隼人が素っ頓狂な声を上げて顔を赤くした。


『隼人にはすぐに大切な人ができると思うよ♪』


「(もう…できてるよ……。)」


隼人がこんな事を想っているなんて、瑠羽には微塵も感じなかった。




――――…
――――――…


しばらく歩いてるとお腹が空いてきた。
そういえば朝から何も食べてない……。


『ぐぅ』


お腹の虫さんが鳴いた。


「ぷっククッ……どっか入ろっか…ククッ」


そんな笑わなくても良いじゃん……。
お腹の虫さんは鳴きたい時に鳴くんだよッッ


私は顔を赤くして俯いたまま隼人に付いていった。
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