☆男目線☆ 【完】
「うわーッ小さくて女みてーッ。」

「マジで男かよ!?」

「カッコカワイイね〜」

「あいつなら男でもヤれるッッ。」


おいおい。女だから女っぽく見られるのは分かるけど、最後のは明らかに可笑しいでしょ!!


勇「みんな黙れッ水無月が引いてるぞ。とりあえずお前は窓際の一番後ろの席に座れ。」


『はい…。』


うーッみんなの視線が痛いよ〜。(泣


前の席は竜也なんだ。ちょっと安心。


竜也は我関せずに頬杖をつき、窓の外を眺めていた。




「ねぇねぇ、僕来栖麗って言うの。瑠羽ちゃんって呼んで良い?」


隣に座る可愛い男の子が話し掛けてきた。


『うんっ。何でも良いよ♪麗くん。』


「呼び捨てで良いよぉ〜。」


『麗?』


「うん♪」


ミルクティーベージュのふわふわな髪型にクリッとした大きな瞳。


なんか凄くホワホワしてて、普通の女の子より可愛い〜っ。




勇「それじゃ、HR終わりッ。みんな水無月が可愛いからって襲うなよ〜。じゃーな。」


鈴木先生は爆弾発言を残したまま行ってしまった…。
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