☆男目線☆ 【完】
外を見るといつの間にか日が暮れていて、アスファルトが淡いオレンジ色に染まっていた。


ゲーセンを後にし、私達は皆と別れ、兄妹4人で帰路についた。


その間竜也はずっと無口で私が話し掛けても上の空だった。






私帰宅してすぐお風呂に入り、湯舟に浸かりながら隼人の事と竜也の異変について考えていた。


『竜也どうしたんだろう…。』


ブクブクブク…


口元をお湯に沈め、空気を漏らす。


私はお風呂から上がり、タオルを巻いた。
< 204 / 736 >

この作品をシェア

pagetop