☆男目線☆ 【完】

「……ごめん…｡」


『……どうして……こんなこと……｡』


私はまだ体が震えて身動きが出来なかった｡


それに気付いたのか竜也がﾌﾜｯと優しく包み込むように抱きしめた｡


「ごめん……こんなことするつもりなかった……だけど堪えられなかった……瑠羽にキスをしている隼人を見て……自分が抑えられなくて……」


なんで……？
どうして竜也がそんな事を思うの……？


私には分からないよ……｡