☆男目線☆ 【完】
麗「良いねぇ〜♪竜ちゃんと瑠羽ちゃんの家行きたいっ♪」


麗は眼をウルウルさせて上目遣いで私を見てきた。


あっ耳と尻尾が見える。


幻覚が見えるとかどんだけ〜


はぅ〜っ。そんなクリクリお目々で上目遣いされたら誰も断れないよ〜。




『竜也どうする?』


竜也はチラッとみんなを見た。

竜「引っ越し、手伝ってもらえば?」


『そっか!!でも迷惑じゃないかな〜。』


瑠羽はコテンと首を傾げた。


竜「お前ら手伝いにくるよな?」


竜也はニッコリと黒い笑みを皆に向けた。




「「「「(怖ッッ。)」」」」


皆は急に怯えだし、恐怖で目に涙が溜まっていた。


隼「て…手伝っ…て…やる…よ。」


隼人は片言になりながら答えた。


『本当に〜っ!?わぁ〜嬉しいなぁ〜♪』




「「「「あははは…(汗」」」」


皆は薄ら笑いをし、頬をヒクつかせていた。






こうして転校初日を無事に迎える事が出来た。


クラスのみんなは明るい人達ばかりだし、楽しい高校生活になると良いな。


一週間後には新しい家族になる。
待ち遠しいな。


竜也はクールで不器用だけど、助けてくれたし、優しい一面を見ることが出来た。


これからは兄として家族として接する事が出来るかな?


もっと竜也とも、クラスのみんなとも仲良くなりたいな。


明日から頑張ろう。






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