☆男目線☆ 【完】
こんなにも俺を必要としてくれて、俺自身を見てくれた人は初めてだ……。


俺は心の蟠りがスッと消えていき、鼻がツーンとしてきた。


気付いたら瑠羽の背中に腕を回し、胸に顔を埋めて涙を流していた。


瑠羽はずっと俺の頭を優しく撫でてくれていた。




幼い頃亡くなった母さんのように―……。




俺は安堵に目を閉じ、そのまま意識を手放した……。





――竜也side終わり――
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