☆男目線☆ 【完】
自分の部屋はバレないように自分で片付ける。


白を基調とした部屋に大好きなピンクの小物で飾っていく。


勉強机と本棚には参考書や大事な本を並べていく。


白いベッドの上には可愛いふわふわのテディベア。
これが無いと寝れない。


ドレッサーの上に化粧品やドライヤーなどを置いたり、箪笥には畳んだ衣類を入れていく。


クローゼットには制服や普段着、ジャケットなどをかけ、上段にはお気に入りの鞄などを置いた。


私の部屋以外はみんなが手伝ってくれたお蔭で午前中には全て片付いた。


やっぱり男の子の力って凄いな〜。








只今竜也の部屋で集まってます。


秀「それにしても瑠羽が竜也と兄弟になるなんてな。」


麗「瑠羽ちゃんの方が誕生日遅いからね♪」


竜也の誕生日は12月、私は2月生まれだ。


隼「竜也に弟なんてな♪お兄ちゃん♪」


隼人わ私の真似をしているつもりなのか気持ち悪い。


竜「お前が言うと気色悪ぃ…。」



「「「「お兄ちゃん♪」」」」


皆はニヤニヤしながら竜也に言った。


竜「だーーッッもう黙れって!!!////」


竜也は顔を真っ赤にしプイッとそっぽを向いてしまった。


「「「「(カワイイなぁ〜)笑」」」」


皆はクスクス笑い、竜也の照れ顔を楽しんで見ていた。


『でも、竜也は同い年だからお兄ちゃんとは呼ばないよ?』


2ヶ月しか違わないしね。


隼「いや、瑠羽が言うから良いんじゃん。」


『何で?』


「「「「カワイイから。」」」」


は?


どこに可愛い要素があるんだ?


竜「今まで通り“竜也”って呼べ。」


命令だよ。もう。


竜也は眼を細め、上から目線で言ってきた。
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