☆男目線☆ 【完】
「!!??」


―ゴックン


『ゔッッ、ケホッケホッ』


瑠羽ちゃんは海水を少し飲み込んでしまい、僕に背を向け、飲んでしまった海水を吐き出していた。


「大丈夫?」


僕は心配になって瑠羽ちゃんの顔を覗いた。


『ゔー…大丈夫…』


本当に大丈夫かな……。
でも僕は今水泳教室の先生!!
絶対に瑠羽ちゃんが泳げるようになるまで頑張るゾ!!




それにしても……竜ちゃん達からもの凄く視線を感じるよ(汗
瑠羽ちゃんは気付いてないみたいだけどさ。
負け組は負け組で遊んでろっつーのっ




「瑠羽ちゃん、まだ始めたばかりなんだから頑張ろう!!きっと泳げるようになるよ!!」


僕は満面の笑みで瑠羽ちゃんに笑いかけた。

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