☆男目線☆ 【完】

いつの間にか日が暮れ､海がオレンジ色に光り輝いていた｡


瑠羽ちゃんは夕陽を背にして､にこっと僕に微笑んだ｡




その瞬間､僕の頬が熱っぽく体温が上がったのを感じた――……






――――…
――――――…




別荘に戻り､お風呂に入ってから夕食を済ませ､部屋に戻るとみんな相当遊び疲れたのか､畳みにごろ寝していた｡


部屋には竜ちゃん､隼人､秀ちゃん､翼､僕の５人


寝る間際にみんな布団の上で円になるように座り､沈黙を破るように秀が口を開いた｡


秀「今から言う質問を嘘偽りなく答えろ｡」


秀がみんなの顔を伺ってから溜め息を漏らした｡


秀「はぁ……｡お前ら全員瑠羽が好きななわけ？」


呆れた表情を見せる秀｡
再び沈黙になり､それから隼人が言葉を発した｡