☆男目線☆ 【完】
「「瑠羽――――ッッ!!どこだ―――ッッ!!」」
ん!?廊下が騒がしい!?
翼「お前の兄貴じゃね?」
―ガチャ
ガバッ
『お兄ちゃん!?どうしたの?もう少し静かにしてよ。』
家中にお兄ちゃん達の声が響いてると思ったら、いきなりドアを思い切り開け、私に瑠偉兄が抱き着いてきた。
瑠偉「お前こんな所にいたのか!!急にいなくなるからお兄ちゃんはお前が襲われたんじゃないかって心配したんだぞ!!」
何で襲われる前提なんだよ〜。
『もうっみんなは大事な友達なんだから変な事言わないで!!』
瑠偉「もう離さないぞッッ!!お前ら瑠羽に手出したら怒るからな!!」
ムギューーーッッ
瑠偉兄は皆に殺気を放ち、抱きしめる力を強くした。
『ゔーぐるじぃー…。』
瑠禾「はいはい。瑠偉離れろ。瑠羽が死ぬぞ。」
白目になった私を心配した瑠禾兄が瑠偉をベリッと剥がした。