☆男目線☆ 【完】

麗「僕は負けないっ」


突然麗が思い悩んでから叫ぶように声を発した｡


こいつは可愛い顔してるけど､肝が据わってるというか真っ直ぐな瞳をしている｡


毎日瑠羽に抱き着いてるからこいつも態度で分かるな｡
姉弟みたいって言ったら麗に殺されると思うけど｡




そうそう､俺は瑠羽に対しての感情は妹みたいな感じ？なんか見守ってあげたくみたいな｡




竜「俺は瑠羽が側にいないと駄目だ……｡」


竜也がポツリと呟いた｡


やっぱりな｡


竜「家族になって､みんなより一緒に過ごす時間が長い｡だからあいつが側にいる事が当たり前になってしまってるんだ｡」


竜也が一呼吸してからまた口を開いた｡


竜「俺は瑠羽が好きだ｡」


真剣な眼差しで拳を握りながら俺らに訴えている竜也は本気だと感じる｡