☆男目線☆ 【完】
『なんだか分からない……だけどみんなの行動一つ一つにドキドキするの……。』


「行動って……何されたの……?」


梓は急に真剣な顔になり、私を真っ直ぐな瞳で見た。


『キス……されたり……とか……。』


「キィスゥゥゥーーーー!!??」


『わわわッッ声大きいって!!』


梓が奇声を発し、慌てて梓の口元を手で覆った。


「誰!?誰!?」


梓は興奮し、私の手をどけ、身を乗り出してきた。




私は布団を頭まで被り、ポツリと小さな声を発した。


『隼人と竜也…………。』


「隼人君と竜也君ーーー!!??」


『わわわッだから声大きいって!!』


私は慌てて再び梓の口元を手で覆った。


「いつ!?どこで!?」


興奮してんのか鼻息が荒い。
せっかくの美人が台なしだよ(汗
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