☆男目線☆ 【完】
帝「僕の事覚えてますか?」


『…………さっき思い出しました(汗』


帝「良かった。忘れられてたらどうしようかと思いました。」


『はぁ……(汗』


頭を右手で抱え、苦笑した。


城ケ崎君は敬語が癖なのだろうか。
私までつられて敬語になっちゃうよ(汗


翼「なぁ、こいつと知り合い?」


翼が私の肩に手を置き、顔を覗かせる。


それと同時に竜也と麗と秀は瑠羽の席の方に身体を向かせ、隼人は瑠羽の頭に腕を乗せた。


『まぁ……知り合いと言うか……。』


帝「初めまして。城ケ崎コーポレーションの後継者の城ケ崎帝と申します。瑠羽さんとはパーティーで知り合ったんですよ。」


「「「「パーティー?」」」」


竜也以外が声を揃えて言葉を発した。


『えーーと……実は神谷会長に拉致…頼まれてパーティーに参加したんだよねぇ……。』


「「「「神谷会長……。」」」」


みんなが、こめかみにピキピキと青筋をたてた。
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