☆男目線☆ 【完】
「もうすぐ学園祭だ。そこで、俺達のクラスの出し物を決めたいと思う。クラス委員、後は頼む。」


「はい。」


黒板には白のチョークで書かれた“学園祭”の文字があった。


クラス委員の佐々木君が黒板の前に立ち、チョークを持った。




「お化け屋敷が良いー。」

「劇は?お客沢山来そうだし。」

「やっぱ無難に喫茶店とか。」

「そしたらホスト喫茶がよくね?」

「いや、コスプレでしょ。」


あちこちから候補があげられ、佐々木君は黒板に次々と書いていく。




私は〜
なんでも良いや♪


お客さんを沢山呼んでパーッと盛り上がるやつなら何でも良い♪


私は机に突っ伏し、顔を窓側に向け、空を見上げていた。

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