☆男目線☆ 【完】
瑠羽はすぐ近くにいた、クラス委員長の佐々木君の頬をツンツンと突いた。


「うわッッ」


佐々木君は吃驚し、窓際まで後退した。


「だっ誰だ!!////」


顔を真っ赤に染め、私に指差した。


『へ?(汗』


もしかして皆、私だって気付いてない?




帝「瑠羽ちゃん?」


帝君が私に気付き、こっちに歩いてきた。


帝が声を発したと同時に、空気が張り詰めた……。




「「「「水無月ーーー!!??」」」」




「って事は後ろにいるのが早瀬達か……?」

「うわっ美少女集団にしか見えねー……。」

「こりゃ儲かるなー♪」


皆が揃って感嘆の声をあげた。


帝「瑠羽ちゃん可愛いッッ」


帝が抱き着こうとするのを、咄嗟に避けた。


帝「避けないでくださいよー。」


帝が頬を膨らまし、口を尖らしていたが、瑠羽は無視した。
< 369 / 736 >

この作品をシェア

pagetop