☆男目線☆ 【完】
突然竜也が失笑噴飯し、お腹を抱え笑いだした。


「お前の百面相、面白過ぎッッ。あはははッッ」


『え?あたしの顔そんなに面白い?』


「面白い。ぷぷッッ」


『もー、酷いよー。』


頬を膨らませ、口を尖んがらせてると


―ぷにっ


『ぶッ!?』


竜也が私の頬っぺを突いたせいで、口の中の空気が一気に漏れ、変な声が出てしまった。


「ぷぷッッ。」


『もーッッあたしで遊ばないでーッッ!!』


「あははッッ」


竜也は目に涙を浮かばせ、堪えきれないとばかりに笑った。


『竜也の笑った顔初めて見た…。』


瑠羽は呆然と竜也の顔を見た。


「そう?」


『いつもは王子様って感じだけど、今は幼い少年って感じ。』


「それって褒めてるの?」

頭に?を浮かべている竜也。


『褒めてるよ。竜也は笑っている方が自然だよ。』


「ふ〜ん…。」
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