☆男目線☆ 【完】
「「水無月様、こちらへどうぞ。」」


スタイリストさんとヘアメイクさんに促され、個室へ入りカーテンを閉めた。


コソッ
「水無月様が女性の方だというのは存じてますのでご安心を♪」


スタイリストさんがコソッと耳打ちしてきた。


会長、言っといてくれたんだ。
カーテンで区切られているから着替えも気にしなくて大丈夫だ。


コソッ
「ウィッグをお取りしますね?」


私がウィッグ付けてるのも知ってるわけね。


『はい。』


私はウィッグを外してもらい、サラシをとりブラをつけた。


サイズを計ってもらい、着せ替え人形のように、次々と服を試着させられていく。


「んー…肌が白いから、赤が映えると思うけど、純白も良いわね………よし白にしましょ!!」


スタイリストさんに純白のドレスを着せてもらった。
< 405 / 736 >

この作品をシェア

pagetop