☆男目線☆ 【完】
「それでは会場へ急ぎましょう!!」


カーテンを開け、部屋を見渡すと、もう皆の姿が無かった。


きっとドレスの試着に時間がかかったせいだろう。


ミス&ミスターコンテストまで後10分を切っていた。


白のハイヒールを履き、ドレスを両手でもちあげながら、講堂へ急いだ。






――――…
――――――…




ザワザワザワ…




講堂を除くとお客さんでいっぱいだった。


1万席ある広い講堂が満席に……。
立ち見の人もいる……。




私達はミスコン専用控室へ急いだ。




―ガチャッ


麗「あっ瑠羽ちゃー……ん……。」


ドアを開けたら、ドレスアップしたミスコン出場者が待機していた。
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