☆男目線☆ 【完】
《それではまずミスターコンテスト出場者の皆さん出て来てください!!》


反対側の垂れ幕から1〜6番のバッチをつけたミスターコンテストの出場者が出てきた。


神谷会長が1番
瑠禾兄が2番
瑠偉兄が4番
竜也が6番




皆スーツを身に纏い、神谷会長に続いてステージに上がってきた。


「「「「キャーーーーーーッッ」」」」


出場者が入ってきたと同時に歓声が上がった。


みんな高校生とは思えないくらい大人っぽくてカッコイイ。


舞台袖から客席を覗くと、女子の眼がハートになっていて、ウットリとした表情で出場者を見ている。




《それでは1番の方から自己紹介をお願いします。》


速水先輩がマイクを持ちながら神谷会長の所へ行き、マイクを渡した。


貴「神谷貴臣、3-Aで生徒会長だ。よろしく」


神谷会長は自己紹介を済ませると柔らかく微笑んだ。


「「「「キャーーーーッッ」」」」


すっ、凄い歓声……。

確か神谷会長もファンクラブがあるって言ってたよね……。
< 413 / 736 >

この作品をシェア

pagetop