☆男目線☆ 【完】
「それより、水無月君には僕の事名字じゃなくて、名前で呼んでほしいな。」


廣瀬君はニコッと笑った。


『ごめん……俺廣瀬君の名前知らない……。』


「謝らないでッ(汗」


廣瀬君はアワアワと両手を横にふった。


「僕の名前は廣瀬皐月。呼び捨てで構わないよ!!」


『皐月ね♪俺の事も“瑠羽”って呼び捨てで良いよ♪』


「じゃあ、瑠羽。改めてよろしくね!!」


『うんっ』


皐月と話している間に、麗の自己アピールとウォーキングが終わった。


スタッフが私の元にきて、頼んでおいた物を受け取った。




《それでは最後になります。エントリーNO.12、水無月瑠羽君どうぞ。》


パチパチパチ…


『じゃあ行ってくるね!!』


「うん。頑張って!!」


皐月に手を振り、用意を始めた。
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