☆男目線☆ 【完】
バトンを片手に持ち、バレェシューズに履き変え、舞台へ上がった。


瑠羽はバトントワリングをするのだ。


一礼し、バトンを構えた。




〜♪〜♪




音楽に合わせ、技を披露していく。




〜♪〜♪




ロール、トス、スピン、イリュージョンを繰り返す。




「すごい……。」

「まるで蝶が舞っているようだ……。」


白く軽やかに舞う姿は正に紋白蝶のよう……。


会場内ではお客が感嘆の溜め息をつきながら、バトンを操る瑠羽に見惚れていた。
< 426 / 736 >

この作品をシェア

pagetop