☆男目線☆ 【完】
《さぁミスコンはいかがでしたでしょうか?それでは入口で配付した2枚目の投票用紙に、ミス峰岸に相応しいと感じた方の番号をお書きください。書き終わりましたら、近くのスタッフにお渡しください。回収が終わり次第集計します。》


スタッフ達はお客から投票用紙を回収し、舞台裏へ行く。


《只今集計をしています。今から15分の休憩に入ります。》


ザワザワザワ……


休憩に入り、講堂内は騒がしくなった。


「瑠羽ちゃーんッ凄いぃーーッッ」


『わぁッ』


麗が両手を広げながら私に抱き着いてきた。


ギューーッッ


『ぐ、ぐるじぃー…。』


息苦しくなり、麗の背中を叩いた。


「あッゴメンね(汗 感動しちゃって!!」


麗は瑠羽を離し、瑠羽の肩に手を置いた。


『本当に?ありがとう!!』


エヘヘと笑い、乱れた髪を直した。
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