☆男目線☆ 【完】
麗は皐月の視線を無視し、瑠羽に頬擦りしながら甘え続ける。


皐月は意を決したように瑠羽に近づいた。


皐月は両手で瑠羽の空いてる手をキュッと掴んだ。


皐「…………」


皐月が瑠羽の顔を覗きこむようにして見た。


『どうしたの?』


私は首を傾げながら笑顔で答えた。


皐「手…繋ぎたくなっただけ……。」


皐月は顔を赤らめながら呟いた。


カ・ワ・イ・イ


皐月の頭からうさ耳が見える……。
しかも垂れてるやつ。


しかも目がウルウルしてる。


私は自分より背の高い皐月の頭に手を置き、ナデナデした。


皐「/////」


皐月は顔が紅潮したまま瑠羽に笑顔を向けた。


瑠羽の見えないところでは、麗と皐月の間で、バチバチッと火花が散っていた。
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