☆男目線☆ 【完】
竜也は興味なさそうに椅子に腰掛け、窓の外を見ていた。
空は紅く燃え、竜也の顔を照らす。
瞳が空を映し、それは儚げに見えて綺麗だった。




お客さんが皆帰っていき、教室内を片付けようとした時だった。




ピーンポーンパーンポーン♪


《皆さーん♪まだ学園祭は終わってないよーん♪生徒会主催特別企画だーい2弾ッッ!!》


はぃ?


もぅ終わったんじゃないの?
お客さん帰っちゃったよ?


《これから行う事は全校生徒だけで行いまっす♪》


なんで速水先輩は私の思考が分かるんだろう……。
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