☆男目線☆ 【完】
『みんなのお蔭でネックレスを見つける事が出来たからお礼したいな♪帰るまでに考えといて?』


私は皆に笑顔を向けながら、片付けに戻った。


「「「「「…………////」」」」」


皆は瑠羽の笑顔に赤面しながら片付けに戻った。


片付けが終わる頃にはもう外は暗くなっていて、月が学校を照らしていた。


窓から入り込む風は、ソヨソヨと吹いてひんやりと肌を撫で心地良い。


私は全ての窓の戸を閉めた。




「もうみんな帰れよ〜」


鈴木先生が見回りに来たのか、教室に顔を出してきた。


私達は帰る準備をし、電気を消し、教室を後にした。


正門が近付くと時計台が見えた。


時刻は19時を回っていた。


私は皆の方に振り向いた。
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