☆男目線☆ 【完】













―コンコン


『はい?』


「俺。」


私は身体を起こし、ベッドに座り直した。


『竜也?』


「ん。」


『どうぞ〜』


―ガチャッ


竜也は短く答え、ドアを開けると、そのまま私のベッドに腰掛けた。


ギシッと音が鳴り、スプリングが軋む。


竜也はお風呂から上がったばかりなのか、まだ髪が濡れている。
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