☆男目線☆ 【完】
「ダメ…?」


じっと真っすぐに私の瞳を覗き込むようにして見る竜也。


うっ……なんか眼がウルウルしていて小動物みたいで可愛いんだけど……。


『良いよ。』


つい言ってしまった。


「ん。」


竜也は頷き、早々に布団に潜り込んだ。


私も布団をめくり、電気を消してから中に入った。


ダブルベッドだから狭くはない。


なんだかいつもより温かい。


竜也がいるからかな?


竜也の方を振り向くと眼があった。


なんだか恥ずかしくなって布団を顔まで被った。
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