☆男目線☆ 【完】
「くそッ……。」


はぁ……
兄貴達に嫉妬とか情けな…。


お風呂から上がり、身体を拭き、軽く髪をタオルで拭いてからスエットに着替えた。




気付いたら瑠羽の部屋へ足を運んでいた。




―コンコン


『はい?』


「俺。」


俺は短く答え、返答を待った。


『竜也?』


「ん。」


『どうぞ〜』


―ガチャッ


俺はドアを開けると、そのまま瑠羽のベッドに腰掛けた。


まだ拭き足りなかったのかポタポタと雫が髪の先端から落ちる。
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