☆男目線☆ 【完】
忘れてた……。


っていうか気付いたら瑠羽の部屋に来てたんだよな……。


そうだ…


「あのさ、イベントのご褒美なんだけど……。」


『あっそうだねっ!何が良い?』


「…………。」


俺は自分がしたい事を考えついたら言い出しにくくて、下を向いてしまった。


「一緒に……〜…て……。」


『………ん?』


俺の声が小さかったのか、瑠羽が聞き返してきた。


だから俺は瑠羽の方に向き直し、瑠羽の眼を真っすぐに見て言った。


「一緒に寝て…?」


『ふぇ?』


恥ず……。


瑠羽、吃驚して口開いてるよ……。


「ダメ…?」


俺は下から瑠羽の表情を伺うように覗き見た。
< 465 / 736 >

この作品をシェア

pagetop