☆男目線☆ 【完】
「迎えに行く。」


『いい。』


「行く。場所教えろ。」


なんで命令口調なんだ。


しかも無表情で言うから若干怖い。


仕方ないから竜也だけに場所を教えてから、食べ終わった食器を下げた。






――――…
――――――…




放課後になり、皆は部活、私と竜也は家に直帰した。


私は着替えてから髪を緩く巻き、薄く化粧をしてから鞄を持ち、家を出た。


サムディに着くと、皆笑顔で迎えてくれた。


お店の制服に着替え、鏡の前に立つ。


パフ付きワンピースはオレンジチェックで裾が膝上まである。
ヒラヒラのエプロンを付け、後ろでリボン結びにする。


男性は黒の蝶ネクタイにチョッキ姿だ。


私は髪は横下結びにし、お気に入りのピンクのシュシュを付けた。
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