☆男目線☆ 【完】
『準備終わりました!』


店長に声をかけると、男の人と一緒に私の所へ来た。


店員さんかな?


「じゃあ、早瀬さんは梶くんに色々と教えてもらってくれ。」


『はい。』


店長はそういうと休憩室に入り、煙草を吸いはじめた。


なんかのんびりした人だな……。




「俺、梶紅輝(カジコウキ)。よろしくね。」


わぁ〜優しそうな人〜


『え、えと早瀬瑠羽ですっよろしくお願いします!』


私は90度以上頭を下げ、眼をギュッと瞑った。


そしたら頭に重みが出来たかと思うと、ポンポンと手で頭を撫でられていた。


梶くんはクスクスと笑い、まだ私の頭を撫でている。


「そんな固くならなくて良いよ。俺達そんな歳変わんないし♪」


梶くんはニコッと笑って、私の頭に置いた手を下ろした。
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