☆男目線☆ 【完】
竜「瑠羽に手出したら殺ス。」


紅「ふふ、そんな怖い顔しないでよ〜」


竜也は紅輝さんを鋭く睨みつけ、紅輝さんはニコニコしている。
目は笑ってないけど。


一触即発の中
私は2人をどう宥めようか考えていた。


私は竜也の胸を手で押し、紅輝さんの方を向いた。


『ごめんなさいっ、ウチの家族みんな過保護だから気にしないで!!』


紅「あぁ、大丈夫だよ。」


紅輝さんはニコッと笑うと、私の頭をフワッと撫でた。


そのあと片手をヒラヒラさせながら、私達と反対方向に去って行った。


竜「チッ…。」


竜也は紅輝の後ろ姿に舌打ちし、私の肩を強く抱いた。


竜也の怒りが治まったところで、駐輪場に行き自転車で一緒に帰った。
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