☆男目線☆ 【完】
ボソッ
「アップルパイとドリンクバー…2つずつ…。」


『かしこまりました。』


瑠偉兄が小さい声でボソボソ言いながら注文した。


私はハンディに打ち込んでいく。


ウチの兄妹は皆りんご好き。


絶対アップルパイ注文すると思ったよ……。


ってかバレてる事言った方が良いのかなぁ?


室内なのにグラサンかけてるし……しかも黒スーツ……


SPかッッ


髪型で分かるっつの。


はぁ……ため息が止まらないよ…。


「瑠羽大丈夫?」


紅輝さんが心配そうに、私の顔を覗きこんだ。


その時一瞬
兄ズの耳が象のように大きくなった気がした。
しかも殺気放ってるし…。


「なんかあそこの黒スーツの2人怪しいね……瑠羽気をつけてね?」


『うん……。』


お兄ちゃん達だけどね?
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