☆男目線☆ 【完】
里美さんは美大に通う3年生。
背が高くて美人!
皆に優しく、気丈に振る舞う姿は正に大人の女性。


「そろそろ離してあげてください、里美さん。」


紅輝さんが苦笑しながら助け舟を出してくれた。


「えー、ぶー。」


里美さんは頬を膨らましながら渋々離れてくれた。


私は更衣室へ着替えに行き、髪を結んでからハンディを持ってホールに出た。




『あ、ミルクがキレてる。』


ドリンクバーのコーヒーの横に設置されてるミルクのパックを見ると空だった。


私は牛乳を冷蔵庫から取り出し、パックをそのまま取り付けた。




チリンチリン♪


「「「いらっしゃいませ〜」」」


「何食べようかなぁ〜」

「騒ぐんじゃないぞ。」

「腹減った。」

「ちょっと混んでんじゃね?」

「……。」


この声は……
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