☆男目線☆ 【完】
「俺…初めて瑠羽見た時一目惚れしたんだ…。」


マジで!?


ってか一目惚れする人
初めて見た…。




「俺と付き合っ「瑠羽っ。」


呼ばれた方に振り向くと竜也がいた。


壁に寄り掛かり、腕を組みながら鬼の形相でコッチを見ている。


壁から身体を起こすと、コッチに歩いてきて、私の腕を引っ張り、ベリッと紅輝さんから剥がされた。


「…チッ…」


紅輝さんは舌打ちをし、竜也を睨んだ。


「帰るぞ…。」


いつもより低い声で言う竜也は怒っているように感じる…。




なんで……?


眉間に皺が寄ってるよ?


竜也は私の腕を引っ張り、帰ろうとする。
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