☆男目線☆ 【完】
気持ち悪い…。


ヤダ…。


瑠羽は肩が奮え、目尻に涙を溜めて堪えていた。


紅「お客様。当店ではそのようなサービスは致しておりません。失礼ですが、その手を離してもらいたいのですが。」


男C「…ッチ」


チャラ男は舌打ちをし、私から手を離した。


紅「近くにキャバクラがあるので、そちらへどうぞ。」


紅輝さんは黒い笑顔で男達に言った。


「「「「…ッチ」」」」


男D「あーしけた。」


チャラ男達は机に代金を置くと、その場を離れ外に出て行った。




チャラ男達が去った後、震える手でテーブルをバッシングした。


紅「大丈夫?」


『はい…。』


瑠羽は安心したのかポロッと涙が頬を伝った。
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