☆男目線☆ 【完】
後ろを振り向きドアの取っ手に触れようとした。



―グイッ


『!?』


片手を引っ張られ壁に押し付けられた。


両手を神谷会長の片手で、頭上に押さえ付けられた。

私は何が起きたのか分からず思わず会長を見上げた。



「その大きな瞳は俺を誘っているのかい?」


はぃ?


何言っちゃってんのコイツ。


麗の言ってた事はマジ!?


会長の目は獲物を捕らえたかのように妖しく光っている。


『おおお俺そういう趣味ありませんから!!』


吃りながら答えてしまった。


っていうかやっぱり狙われちゃってんの俺!?



『神谷会長ってホモなんですか!?』


いきなり過ぎたのか会長は頭を傾げてる。


「クスッ、直球だねー…。でも俺はホモじゃないよ♪」


なんだー…。
麗が言ってた事は嘘だったんだねー。
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