☆男目線☆ 【完】
ナチュラルメイクだからそんな変わらないけど。


「ちょっと待ってて。」


紅輝さんはそう言うと厨房に行った。


私は自分の鞄から手鏡を取り出した。


『わぁ…酷い顔…。』


目元が真っ赤に腫れている。


究極に不細工だ…。


「これで目冷やして!」


紅輝さんは氷が入った袋とタオルを持ってきてくれた。


「さっき店長に事情説明したら休憩くれたから、腫れが引くまで一緒に休憩しよ!」


紅輝さんはタオルで氷を包み、私の目に乗っけてくれた。


『ありがとう…。』


「どういたしまして♪」


『紅輝さんって優しいね…。』
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