☆男目線☆ 【完】
正門に近付くと女の後ろ姿が見えた。


隣に男もいる。


フと一瞬女の横顔が見えた。




紅「あれ、瑠羽?」


美少女って瑠羽の事だったのか…。


納得。


『紅輝さん!』


竜「チッ…」


俺が瑠羽に声をかけると笑顔でコッチに振り向いた。


その時隣にいる奴が舌打ちしたのが聞こえた。


隣の男を見ると早瀬……。


コイツ俺だって分かって舌打ちしたな?


聞こえてんだよ糞が。


悪態をつきながら早瀬を睨んだ。
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