☆男目線☆ 【完】
麗「これで瑠羽ちゃんのファンもまた増えるねぇ〜♪」


麗は人事のように言い、また翼と一緒に雑誌を読みはじめた。


竜「チッ…」


竜也はさっきから不機嫌だ。


まぁ多分廊下にいる男の群れのせいだと思うけど…。


竜也は無表情で舌打ちするから怖いんだよなぁ〜(汗


隼「瑠羽…なんとかしてあげろ。」


いつの間にか後ろにいた隼人が、私の肩に手を乗せて言ってきた。


『どうすれば良いの?』


隼「そんなの決まってんじゃねーか。
目に涙を溜めて上目遣い+甘い声で『みんな大好き』なんて言えば大丈夫だ。」


『え゙ッ!それって体育祭にした時みたいに…?』


私は苦笑しながら言った。


隼「そう。そんで、最後に
『クラスのみんなが迷惑しちゃうから教室戻ろ?』って甘い声で言えばみんな帰ってくれるはず。


ってことで行け。」


隼人は確信したように言って私の背中を押した。
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