☆男目線☆ 【完】
『クラスのみんなが迷惑しちゃうから教室戻ろ?』


私は顔をコテンと倒し、皆を見上げるようにして言った。


すると辛うじて立っていた人達が勢いよく首を縦に振り、倒れてる人達を担いで走って行った。




『おぉー…。』


隼人の言う通りにやったら皆帰ってくれたよ。


そんなに私の顔酷かったのか?


なんか悲しいぞ。


私は溜め息を漏らしながら席に戻った。




隼「よくやった!!」


隼人は肩を震わせ、笑いをこらえながら私の頭をグシャグシャに撫でた。


私は頬を膨らまし、隼人を睨みつけたが、逆効果だったのか顔を逸らされた。


「////」


『??』


瑠羽は顔を赤く染めている隼人を無視して自分の席に戻った。




チャイムが鳴ってから鈴木先生が教室に入ってきた。
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