☆男目線☆ 【完】
『な…に…?』


瑠羽は声を震わせながら絞りだすように言った。




「お前…竜也が好きなのか?」


『……。』


瑠羽は何も言わず俯いた。


「否定しないんだな…。」


隼人はそう言うと、私の顎を手で掴み、上を向かせて自分の唇を瑠羽の唇に押し付けた。


『んッ!?』


「瑠羽……んッ」


『ふ…ン…ッ』


「…好きだ……誰にも渡したくないッ」


!!!


『…んッ…』


「…ちゅ……ちゅ……んッ」


隼人の甘いキス…


感情を露にし、噛み付くように激しい…


『ちょっ…隼ッと…ダメ…』


隼人の胸をドンドンと叩き、厚い胸板を押すも、余計に密着し離れない。
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