☆男目線☆ 【完】
帰宅すると、知らない女物の靴があった。


リビングへ行くと、ママと竜也と先程街で見掛けた金髪美女がいた。


なんでいるの…?


『ただいま…。』


母「あら!おかえり〜♪」


ママは機嫌がよく、金髪の女の子は私に気付くとニコッと笑いかけてきた。


『えー…と、どなた様でしょうか…?』


私は苦笑しながら金髪の女の子に言った。


「Enchante!Je m'appell Christelle.Comment vous appelez-vous?」(はじめまして!私はクリステル。あなたのお名前は?)


『えーっと…。』


これってフランス語!?
フランス語なんて分からないよぉ〜(汗


竜「瑠羽、この子は俺の従兄妹のクリステル。父さんの弟とフランス人の母の子で、クリスはフランスに住んでる。日本語は少しだけなら喋れる。今回家族で日本に旅行に来たそうだ。」


竜也は私に金髪の女の子の事を簡単に説明してくれた。


『えっと、私は竜也の妹の瑠羽です。よろしくお願いします!!』


私はなんでこの女の子が此処にいるのか疑問に思いながらも一応挨拶した。
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