☆男目線☆ 【完】

竜也side

―竜也side―


隼「今日から瑠羽は俺の。俺ら付き合ってんだからな♪」




は………?


嘘だろ……?




時が止まったかのように、周りの声が一瞬何も聞こえなかった。




竜「瑠羽…どういうこと…?」


俺は目を細め、麗達と言い合いしている瑠羽を見た。


隼「だから、昨日から付き合うことになったんだって。」


隼人は上から目線で俺に言った。
まるで“瑠羽は俺のだ”と言われているようだ。


その態度が気にくわなくて拳に力を込め、下唇を噛んで胸の奥から溢れる怒りを抑えた。


竜「瑠羽…ほんと…?」


瑠羽に直接確認したくて瑠羽に聞いた。


『…う…ん…。』


嘘だろ……。
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