☆男目線☆ 【完】
秀「本当にそう思ってる?」


竜「……。」


秀「お前隼人に嫉妬して瑠羽を冷たく突き放したくせに。」


竜「!!」


俺は図星をつかれて、すぐ後ろにいた秀の方を振り向いた。


秀「何年一緒にいると思ってんだよ。」


竜「……。」


秀「…ハァ…お前素直になりなよ…。」


竜「……。」


秀はそう言うと屋上を出てっていった。




俺はその場に寝転がり空を見上げた。


思い浮かぶのは瑠羽の顔


笑ったり
照れたり
泣いたり
怒ったり


忙しい奴で、表情一つ一つが愛しく感じられて俺は退屈しない。




今まで心から笑うことなんて無かったのに、瑠羽が来てから笑うことばかり。


いつも隣には瑠羽がいて、いつも隣で笑っている。
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