☆男目線☆ 【完】
竜「俺は仲間と一緒に瑠羽を守るよ。」


『ありがとう。』


私は3人も頼れるお兄ちゃんがいて幸せだな。


瑠偉「竜也…お前って良い奴だったんだな…(泣」


瑠偉兄が泣き真似をしながら竜也に抱き着いた。


竜「今までどんな奴だと思ってたんだよ(汗」


竜也は呆れたように瑠偉兄を見た。


瑠偉「んー王子気取りの冷血野郎?」


サラッと酷いことを言う瑠偉兄はある意味最強だ…。


竜「…はぁ(汗」


瑠偉「でも、瑠羽には手を出すなよ?出したらお説教!!」


なんつー可愛い事言ってんねん。お兄ちゃんや。


竜「大丈夫だよ。こんなちんちくりん相手にしないって♪」


なッッ


『なんだとーーーッッ!!!』


瑠偉「このちんちくりんが可愛いんじゃ〜ん♪」


人が気にしてることを…(怒


『お兄ちゃんまでそんな目で見ていたんだ…(泣』


私は目尻に涙を溜めて、瑠偉兄を見た。


瑠偉「ごっごめんッッ。お兄ちゃんは瑠羽が可愛いって意味で言ってるんだよ〜(泣」


『もぅ瑠偉兄なんて知らないッッ!!』


必死に言い訳を述べる兄を全面無視し、私は頬を膨らまし、そっぽを向いた。


瑠偉「瑠羽〜〜(泣」


良い歳してボロボロと涙を零している。


私はつーんとそっぽを向いたまま。
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