☆男目線☆ 【完】
お風呂へ直行すると調度脱衣所のドアが開いた。


『あ…。』


竜「……。」




―バタン




俺は瑠羽の俺を怯えたように見る瞳が嫌で、すぐに横を通ってドアを閉めた。


服を脱いでシャワーを浴びる。


シャワーを頭に当てながら瑠羽の怯えたような顔を思い出した。


なんでいつものように接することが出来ないんだろう。


どうしても瑠羽と隼人の2人を思い出し、むしゃくしゃする。


心が掻き乱されイライラする。


そのせいで瑠羽に冷たくしてしまう。




絶対嫌われた……。


俺はお湯に浸かりながら何度も何度も溜め息をついた。
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